マクビーン・ジャケット
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マクビーン・ジャケットは、「オイルコート(英国ではワックス・コットンジャケット)」を作り出した「エドワード・マクビーン社」が新たに作り出したアーバンウェアです。
エドワード・マクビーン社は、1876年創立の英国を代表する縫製メーカーで、英国内の制服、作業服、防護服の分野において最大のシェアを有し、海外にも広く輸出している企業です。
Barbourと歴史を共有するオイルコートの最大メーカーである同社が、
オイルコートの短所を解消しつつ、 オイルコートの長所を活かす
を合い言葉に作り上げた、寒冷期用ジャケットです。
表地はポリエステルと木綿の平織り布特殊コーティングしたもので、限りなく木綿の風合いを感じさせます、さらに縫い目にはシール加工を施し、完全防水となっており、不意の雨や雪から身を守ります。
フロントはチャックとボタンの二重止め。チャックは一度閉めた後下部だけを開けるようになっており、暖められた室内や電車内ではチャックを調節したり、ボタンだけで留めたりすることもできます。
サイズはMとLの2種類用意しました。フードは取り外し可能です。
40℃の温水で洗濯機、もしくは手洗いが可能です。ドライクリーニングも出来ます。
表地は皺になりにくく、スーツケースに入れても安心。維持管理も簡単です。
ちょっとしたお出掛けの際に、小雨や小雪の中を出なければならないときになど。
マクビーン・ジャケットはいかがでしょうか。
商品番号 |
04 |
商品名 |
マクビーン・ジャケット |
販売価格 |
21,000円 |
メーカー |
エドワード・マクビーン(イギリス) |
在庫数 |
バリエーション別の在庫状況 |
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オイルコート(英国ではワックス・コットン・ジャケット)は19世紀の終わりにイギリスで生まれ、1970年代には王室関係者にも愛用され爆発的に流行し、「女王から一般庶民に至るまで1人1着は持っている」と言われる程に普及しました。
しかし、そのことが皮肉にも弊害を生んでしまったのです。
オイルコートは、その名の通り木綿地の表面にワックスを塗り、防水性を高めて野外用ウェアに仕立てたのが始まりです。故に、広い英国の田園風景には実によくマッチします。
表面にワックスを塗る、というその独特の仕様から洗濯やクリーニングが出来ない、定期的にワックスを剥がして塗り直す必要があるなど、オイルコートには手入れの面で多くの欠点がありました。
そして、20世紀に入り生活の中心が田園から都市部へと移り、電車やバスなどの公共交通機関が発達し始めた頃、オイルコートは流行の最盛を迎え、都市部では通勤時にも着用する人が増えました。
これが、座席にワックスが残る、誰かの衣服に付く、ワックス特有の臭いが移る、等オイルコートの新たな欠点を生むことになったです。
ついには、「オイルコートは都市生活に向かないばかりか、公害でさえある」とすら言われ、今ではすっかり見かけなくなってしまいました。
そんなオイルコートの短所を解消し、長所を残して新たに作り出されたのが、このマクビーン・ジャケットです。
私(webショップ担当)も愛用しておりますが、冬の間は通勤時マクビーン・ジャケットのみで乗り切れる程に暖かく、また使い易い。当然、ワックスを塗ってませんから他の方へご迷惑をかけることは一切ありません。
マクビーン・ジャケットは、オイルコートと共に1世紀以上を歩み、全てを知るマクビーン社だからこそ作り出せた、未来志向のアウトドアギアです。